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Vol.35

今月の旬 『梨』

すっかり、寒くなって秋も深まってきました。秋は、とても過ごしやすい季節なのですが、空気の乾燥が気になる季節です。お肌や空気の乾燥は感じやすいのですが、実は空気の乾燥は肺に大きなダメージを与えます。肺の乾燥は、咳やたん、喉や鼻の渇きにも繋がります。どうも、この一ヶ月くらい変な咳が止まらないなんて方いませんか?
肺は、潤いを好む臓器で酸素だけでなく、気や血液、水分を全身に巡らせています。肺が乾燥して機能が弱まると血液循環や水分代謝が悪くなり免疫力が落ちて風邪をひきやすくなります。ですから、この季節は、肺を潤す食材を食べように心がけるといいと思います。肺を潤す代表的な食材が梨です。最近は、梨の種類もずいぶん増えて11月に入っても色んな種類が店頭に並んでいます。是非、食後のデザートにおやつに食べてみてください。

「梨ともって菊のはちみつマリネ」

■材料[1人分]

1個
もって菊(紫色の食用菊)
1個
はちみつ
小匙1
レモン汁
小匙1

■作り方

1.もって菊を酢水につけてアクをぬく。
2.梨は、食べやすい大きさに切り、ボウルに入れてはちみつとレモン汁で和える。
3.水気をきった1の菊の花びらを2に加えさっと和える。

レシピのオススメポイント!

レモン汁は、できれば市販のレモン汁ではなく、レモンの果実を絞ったものを使ってください。レモンもこの時期は、国産のものが多く出回るので国産のものを使用すると美味しいです。はちみつもレモンも肺を潤す効果があります。もって菊は、紫色の山形産の食用菊です。食用菊には目の疲れを癒す効果と気持ちが高ぶっているときに心を落ち着かせる効果があります。ハーブティーなどで有名なカモミールの和製版とも呼ばれていて同じような効能があります。

平岡 淳子

ひらおか・じゅんこ●築地生まれ。学生時代に食物栄養学を学び、その後料理コーディネートを学ぶ。
現在、料理研究家のアシスタントをつとめながら、自身もテレビや雑誌、webでレシピの提案・料理コーディネートを手がける。自宅で料理教室も主宰。 人と地球と自然、みんなが幸せでいられるような心豊かな暮らしを心がけ、かけるべき手間をきちんとかける温かい食卓を提案。シンプルで簡単な野菜を美味しくたくさん食べられる料理が好き。
《平岡淳子料理教室》 “旬のものを美味しく食べる”をテーマに、特別な材料も特殊な調理器具も必要ない、いつでもお家で作ることのできる家庭料理を、一緒に楽しく作りませんか。 家庭料理もほんの少しの手間と作り手の豊かな心で、素晴らしいおもてなし料理に変身します。そんな、ほんのちょっとの魔法をレッスンします。 日本古来の食を見直し、安心、安全な国産の食材を使って、大切な人のために丁寧に心を込めて作る... そんな、ぬくもりある食卓を提案していきます。
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《“旬”な生活ををつづるブログ『jun cuisine』》 http://juncuisine.exblog.jp/
2009-11-11
Oisix(おいしっくす)/Okasix(おかしっくす)